2007.05.20



北九州出身の私ですが「貫山」には登ったことが無かった。
今回、山のコミュニティー”てくてく歩こう九州の山”に参加して初めて登った。

初めて来て分かったが、ここは景観が素晴らしい!
平尾台のカルスト台地。広〜い草原にあちこちと無数に存在する石灰岩群。
自然が造り出したこの造形に圧倒されます。

また平尾台には珍しい花々が咲いていて、私達を楽しませてくれた。

 コースとタイム  

 09:20 吹上峠駐車場
 10:09 大平山
 11:25 貫 山
     (昼食)
 12:17 山頂出発
 13:10 中峠
 13:35 茶ヶ床園地
 14:20 吹上峠駐車場
注意 本文中には地図等が出てきますが、説明しやすくするためにコヨーテ本人がGPSのデータをもとに
    作成したものでありますが多少の誤差はあります。
    またコースタイムには個人差があるため正確にしりたい方は国土地理の地図や他の資料をお勧めします

吹上峠の登山口から、いきなり広大な草原を上がっていく。
辺りにはカノコソウやタカサゴソウ、アマドコロなどが咲いている。

ひたすら上がって行くと、やがて最初のピーク、大平山(おおへらやま)に着く。
この辺から無数の石灰岩が並ぶ「羊群原」が見え始めた。
大小様々な白い石灰岩群!自然って凄いもんだ。

登山口からすぐ大草原を上がる 草原の中に石灰岩の群れが点在する

ラストの急登を上がりきると貫山の山頂に着く。
山頂広場はそんなに広くは無いが、ここからの展望もまた良い。
斜め下方向には水晶山も見える。
また、さらに先には北九州空港も見えてて丁度「スターフライヤー」が離陸するとこが見えた。

ここで皆とランチタイム!皆さん、それぞれ持ってきた弁当等を食う。

分岐、山頂はもう直ぐ!(後方の山) 山頂にて

下山は茶ガ床園地を経由して車を駐車している吹上峠へ戻る。
その途中にも広大な草原や「羊群原」がダイナミックに見えてた。
また茶ガ床園地の先の登山道沿いには二つのドリーネ(石灰穴)も見えた。

ドリーネ

貫山までのルートでは林などは無く、今回使用したGPSは何も障害物も無く、途切れる事無く綺麗に受信していた。
でも、本日はもの凄く暑く、日差しの強い炎天下の中を登ってたので無茶苦茶日焼けした。
一週間私の顔は茹蛸状態でした。

平尾台では今回、多くの花も見る事が出来た。
カノコソウ、タカサゴソウ、アマドコロ、ニワゼキショウ、ヤマハタザオ、オヤブジラミ‥まだまだ多い。
「これ何の花?」「しらん!」‥ ハイ!シラン(紫蘭)も咲いてました(笑)

シラン ニワゼキショウ
カノコソウ タカサゴソウ


トップページへ           山歩き総目次